Room No:1
 「挽物屋〜hikimonoya〜

  

   <うちの仕事>

  
 弊社の仕事は簡単に言うと、金属の丸い棒を回転させてそれをバイトという刃物を
  使って削ってさまざまな形状の部品を作る仕事、金属挽物切削加工といわれる業種です。
  お客様や同業の方からよく「挽物屋さん」と言われることがあります。この挽物という言葉を
  辞書で調べてみると、「ろくろや旋盤を用いて作った丸い器具、細工物」とあります。と言われ
  ても皆さんピンと来ないかもしれません。皆さんの身近な所でいうと、野球の木のバットや、
  工芸品のこけしやコマ、木のお椀なども、挽物屋の仕事なんです。挽物屋には、2種類の挽物屋があります。
  1つ目はさきほどあげた、バットや工芸品などをつくる木を扱う木工の挽物屋と、弊社のような金属を扱う
  挽物屋がいます。木工の挽物屋さんで有名な方がいます。メジャーリーグで活躍する、イチローや松井秀喜
  選手のバットを手作りで作っている、久保田五十一さんという方がいらっしゃいます。削る手の感覚を頼りに、、
  寸分違わぬ、正確なバットを作り上げるまさに職人といった方です。
    さて弊社はというと、バットづくりとはまったく違って、金属をNC自動盤カム式自動盤という機械を使って
  製品を作り上げる仕事です。「自動盤?自動の機械を使う?なんだか簡単そうじゃん!」いいえ、こっちはこっちで、
  また難しい仕事なのです。現在NC自動盤というコンピュータでプログラムを組み、その指令どおり機械が動くという
  とても優秀な機械があるのですが、しかっーし、いくらいい機械でも、実際プログラムの指令どおりそのまんま製品
  ができあがるわけではないのです。金属を削るという作業は、さまざまな要素が出来上がりを、左右します。材料、
  刃物(バイト、ドリル)、機械の回転数、温度、切削油、二日酔いの作業者、、、、他にも数え切れないほどのさまざ
  まな要因があります。出来てきた製品を見て、触って、聞いて、測って、何が要因で製品がうまく出来てこないのか、
  分析し、判断し、修正し、良い製品を作らなければならないのです。その「分析力」「判断力」が大切になるのです。
  では、その力はどうやって身につけるのでしょうか?それは何よりも「経験」アンド「知識」です!!さまざまな要因
  の中から「これが原因だ」というものをいかに早くそして的確に引き出せるか、まさに引出しが必要になります。
   経験はどのようにして身につけるのか、経験は当たり前のことですが、自分がやってみて初めて経験になります。
  この当たり前のことが、弊社の仕事では、非常に大切になるのです。実際の感覚を自分の目で、耳で、感触で、体験
  すること。これが未来への経験=財産になるのです。
   経験、経験とさっきから言っておりますが、弊社の仕事を一人前にマスターするには、人それぞれですが、やはり
  ある程度年月が必要になります。いわいる職人になるには時間がかかる職業です。大変なことです。面倒くさいと思う
  方もいるでしょう。面倒くさいかもしれません。でもだからこそ私達は「他人が出来ないこと、俺やってんだ!!」
  いう誇りがあります。「他の人が経験できないことやってんだ」「他の人には作れないもの作ってんだ!!」そんなことを、
  挽物屋だけでなく、ものづくりにかかわる人間は思って仕事をしているのではないかと思います。
    世の中からしたら挽物屋はかなりマイノリティーな存在だと思います。派手さはありません。
   ただマイノリティーな存在の私達ではありますが、「作った製品で影ながら世の中を支えてるん
   だぞ」という誇りがあります。松井選手のバットも、パソコンもジャンルは違えど、影ながら
   挽物屋
が支えてるんだということを、知っていただけたらありがたいです。

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有限会社 矢澤製作所

金属精密挽物切削加工

有限会社 矢澤製作所

モノづくり
  の部屋

・おそらく、、、世界で最小?金属バット 全長5mm・

このページは
少しでも多くの方にモノづくりの楽しさを、苦しさ、面白さを
弊社の仕事などをとおして、様々な側面から知っていただきたい
という思いで作りました。是非ご覧になってみてください。
特に若い方、学生さん・フリーターさんに、また他業種の方にも
見ていただきたいと思っております



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